糖質制限の落とし穴

糖質を多く含む食品は、食後の血糖値を急激に上昇させやすい為
ダイエットを目的とした方が、糖質の多い食品を制限する(いわゆる糖質制限)
ことにより体重の減少がみられるというのが一般的であります。

これにより一旦は体重が減りますが、「すぐに止まってしまった」
または「リバウンドしてしまった」などの経験をされた方が多いのでは
ないでしょうか？

原因はさまざまありますが、
主に「基礎代謝が落ちる」「食事の満足感が得られにくいので、かえって他の
栄養素を摂り過ぎてしまう」「間食の量が多く、結果カロリーオーバーになってしまう」
ほとんどの方がこのようなケースだと思っています。

人間の体は、消費量＜摂取量では太り、消費量＞摂取量では痩せます。
減らないのは必ず原因があります。

気を付けていただきたいのは、基礎代謝が落ちる場合です。
意外と知られていませんが、エネルギーが減れば痩せると思っていませんか？
エネルギーが少なければ、人間の体は省エネになり
よりエネルギーを使わなくなります(基礎代謝が落ちる)。
減らすのではなく、食べるほうが痩せるための近道になります。
痩せたいのに食べるということは勇気が必要ですが、
結果を出すなら食べる勇気をもってみて下さい！

さらに、脳は主に糖質をエネルギー源としているため、
制限し過ぎると機能低下などを起こしやすくなりますので、
とくに注意が必要です。