レプチンが反応して体重が減らなくなる

減量を目的として運動量を増やし、
エネルギー収支のバランスをマイナスにしていけば、
体重は減少していきます。

しかし、運動によるエネルギー消費量が増加すると
エネルギー不足が脂肪組織により感知され、
中性脂肪を分解するホルモン様たんぱく質（レプチン）の
分泌量が減少します。
このレプチンの減少により、食欲も増大してしまうという
データが出ております。
また利用可能な蓄積されている炭水化物の減少にも
反応するといわれています。

これを踏まえると、運動することでエネルギー消費量が
増加すると同時に食欲も増加することになります。

食欲が高まることで、頑張って運動によりたくさんのエネルギーを
消費したとしても、摂取量が多くなってしまうことで、
体重の減少にブレーキがかかってしまったり、
逆に増加してしまうこともあります。
ダイエットをしようと頑張っているのに、なかなか体重が
減らないのは、この（レプチン）が大きくかかわっているのでは
ないでしょうか。

ではどのように向き合っていくのか？

一番効果的で、ストレスが少ない方法は
少しずつ摂取量を減らしていくことです。
これにより少ない量でも満腹中枢が刺激され
食事量が抑えられるようになっていきます。

「今日から食事を半分にしよう」「炭水化物は抜きにする」
などと意気込むほど体重は停滞するでしょう。

焦らず、計画通りに調整していくことで
大きなストレスを受けずに、しっかりと結果を
出すことができます。

＜ 急がば回れですよ！ ＞